中国語の基礎知識
<中国語について>中国では主に中文と呼びます。また多民族国家、多言語国家であることから「漢族の言語」という意味で、この言語を漢語と呼ぶことがあります。これは学術的な方面でよく使われます。
また華語、中國話などと言う呼び方もあります。
ちなみに中国語で文字のある言語を文といい、明確に定めた文字の持たない言語、方言、あるいはある言語の会話のことを指すときには話といいます。
また、語は前述の両方に使われます。
<中国語は世界で最も多くの人口に使われている言語>
中国語を第一言語としている人は一般的に約12億人と言われており、かつ、第二言語としても約2億人が使用している、世界で最も多くの人口に話されている言語です。
同じ中国語であっても、例えば、北京語(北方方言のひとつ)と広東語(粤方言のひとつ)と上海語(東部に分布する呉方言のひとつ)では発音・語彙ともに大きく異なり、文法にも違いが散見されるため、直接会話するのは非常に困難です。ただし、書き言葉が同じであるため、字に書けば意思疎通は比較的容易です。
中国語の方言には、七大方言と言われる「官話」(かんわ)・「呉」(ご)・「?」(かん)・「湘」(しょう)・「?」(びん)・「客家」(はっか)・「粤」(えつ)があり、また十大方言として「晋」(しん)・「徽」(き)・「平話」(へいわ)を独立した大方言と考えることもあります。またその他、分類が定まっていな小方言群があります。
<中国語の標準語 『普通話』>
国民の意思疎通を容易にするため、中華人民共和国では、中央政府の標準語政策により、北方方言の発音・語彙と近代口語小説の文法をもとに作られた「普通話」が義務教育の中に取り組まれ、若い世代を中心に成果が上がっており(一般的に、全人口の7割程度が理解すると言われている)、標準語・共通語となりつつあります。
中華民国においても、日本の敗戦後に支配をした、中国国民党政権が、同じく北方方言の発音・語彙と近代口語小説の文法をもとに作られた「國語」 による義務教育を行ってきたが、現在では台湾語、客家語、原住民諸語の学習時間も設けられています。
【普通話について】
普通話とは、中華人民共和国において漢民族の共通語として作られた中国語のことをいいいます。北京語音を標準音とし、北方話を基礎方言とし、典型的な現代白話文の著作を文法規範としています。
また普通話は漢民族共通語であるのみならず、中国の公用語であり、各民族も普通話を学ぶことが推奨されています。なお「普通」の二字は「普遍」と「共同」を意味しています。
また他国において外国語教育で教えられる中国語は一般的に普通話です。



